金ちゃん(大徳寺総本店)
住所 | 北区紫野上築山町40
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電話番号 | 075-492-7203 |
食べたもの | 醤油ラーメン |
麺 | 中細の軽く縮れた麺。やや黄色味がかっていて、歯ざわり的にも少し札幌系に似ているかも。加水率はやや高めと思われる。麺の中に黒い粒かちらほらと見える。 |
スープ | 白湯系醤油味。背脂が表面に浮かんでいる。ダシは豚骨と鶏ガラがメインで、それらを白濁するまで煮込んだものと思われる。以前北山本店で食べたときに比べて、スープの乳化の度合いが大きい。 |
チャーシュー | 巻きバラ。薄くスライスしてある。 |
具 | 九条ネギ、もやし、メンマ |
コメント | 関西地方にチェーン展開している金ちゃんラーメンの始まりとなったのがこのお店。実は北山にも北山本店というのがあるのだが、そちらは経営上の本店で、歴史的にはこちらの店の方が古いそうだ。北山本店や他の支店は、お洒落でキレイに仕上げていたり、キャパが広くてテーブル席もあったりと、ファミリー客や女性客にも受けるようなチェーン店らしさが出ているが、ここ大徳寺本店は対照的にこじんまりとして昔の面影を残している。外から見ても、普通の一ラーメン店にしか見えず、チェーン店の本店とは思えない。 店舗は文字通り屋台風で、ビニールの覆いを払って中に入る形式になっている。店内もかなり狭く、カウンターに座っている人の後ろを通るのも一苦労。角には日曜大工的な棚が置いてあり、そこにスピーカーや、はたまた小さいおもちゃが置かれているなど、これまた個人経営店的な雰囲気を醸し出している。また、カウンターで取り囲むようにオープンキッチンがあり、2,3人の店員さん(家族?)がそこでラーメンを作ってくれる。常連客も多いようで、普通に「今日は寒いね〜」と店員さんに話しかけていて、チェーン店とはとても思えない家庭的な雰囲気だった。 ラーメンの方は、典型的な背脂系の京都ラーメン。かつて北山本店で食べたときに比べて、やや乳化の度合いが強く、まろやかに感じた。もしかすると豚骨の割合が北山本店より多いのかもしれないし、単に偶然なのかもしれない。京都ラーメンらしく、カウンター上に辛子味噌が置いてあるので、好みによって入れてみても良いだろう。メニューは普通の醤油ラーメン以外に白湯ラーメンや味噌ラーメン、コロッケラーメンなどがあり、ラインナップは他店と同じと思われる。ただ、ここ大徳寺本店と北山本店だけに存在するメニューとして「納豆ラーメン」なるものがある。食べてないので美味いのかどうか分からないが、ちょっと食べるのは怖いかも。(2003.3) |
好み度 | (^_^)/ |