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ラーメン博物館のデータベースにも載ってるほど、昔から知られた有名店。場所は琴平電鉄「栗熊駅」から10分ほど歩いたところ。こんなところにラーメン屋が?と一瞬思うくらい辺鄙なところにあるのだが、その辺鄙さが却って期待をそそらせてくれた。。。
ところが、期待満々でドアを開けたら、店内は薄暗く、客はゼロ人。しかも、「傘は外に置いて!」とぶっきらぼうにおばちゃんに怒鳴られてしまうという先制パンチ付き。(^^;)
まぁまぁ、こんなこともあるだろう。傘を店内に入れたら店内が濡れて迷惑かかるしね。で、おばちゃん、「何にする?」とボソっと一言。普通に「ラーメン」と注文。で、おばちゃん、ラーメンを作り出すのかなと思いきや、何故か黙々とスイカを切り始めているではないか!怒って出て行こうかと一瞬思ったが、わざわざ香川くんだりまで来た弱みもあり、とにかくラーメンを食い終わるまでは我慢我慢。で、スポーツ新聞を読みながら待ってたら、10分くらいしてからようやく、湯釜の様子を見てから、袋入りの麺を取り出してから麺を茹ではじめた。きっと、お湯が沸いてなかったんだろうな。そうだ、そうに違いない。しかし、茹ではじめてからラーメンが出来るまで、ほんの数分。今まで待たされた時間は一体何だったんだろう?
ところで、店内の構造はというとカウンターとテーブル席で、厨房はカウンターの向こう側、すなわちオープンキッチンである。提灯がやたらと飾っているが、どれも何だか埃を被っている。私が座ったのはテーブル席の方。
さて、ラーメンが出来上がり、おばちゃんが持って来てくれるのかと思いきや、おばちゃんラーメンをカウンターの上に置き面倒くさそうに「あいっ」と一言。それって、そっちまで持っていくのがうざいから、カウンターまで取りに来いということか?あ?(-_-メ)
はっ、いやいやいや。おばちゃんの足が悪いのかもしれないしね。しかし、これでラーメンが美味かったら悔しいなぁ、、、ははは。
ところが、そんな心配は御無用。麺は手打ち風のかなり縮れた独特の食感が楽しめるものではあるが、かなり茹で加減が固い。しかも、スープは妙な臭いがして気持ち悪い。。。接客、味ともに、久々に地雷を踏みましたな。たまたま行った時間帯(16時頃)が悪かったのだろうか?
ちなみに、私が行ったときは、おばちゃん一人しかいなかったが、普段はおばちゃんが二人できりもりしているらしい。そのときは、おばちゃん同士のお客お構いなしトークが楽しめるオプション付きという噂である。 (2002.8) |