はまんどラーメン

住所 香川県三豊郡三野町大見3873−1
電話番号 なし
営業時間 水木休 11時〜15時(売切終了)
食べたもの あっさり
太平やや縮。多加水のムッチリとした手打ち麺。絶妙な歯応えで、本当に素晴らしい麺だった。
スープ (あっさり)清湯系醤油味。上海軒と同様、醤油を使ってはいるものの、見ため的にはかなり塩ラーメンに近いものがある。出汁はカツオ等の魚介系の主張がかなり強い。口にスープを含んだ瞬間に、カツオの風味がプワ〜っと広がる。
チャーシュー モモ肉。やや大きめなのが4枚ほど。色は茶色っぽいが、醤油味ではなかった。
青ネギ、メンマ
コメント 予讃線の「みの」駅を出てから線路を渡り、大和ホームの工場を左に見ながら歩くと、田んぼしかない田舎道に急に路上駐車と人の列が見えてくる。そこが、今、香川県で一番有名なラーメン店「はまんどラーメン」だ。実際、看板には「讃岐手打ラーメン」としか書かれていないが、行列が目立つので間違うことは無いだろう。
店舗はプレハブ造りで、飾りっ気は殆ど無い。また、入り口には「携帯禁止」など、藤沢の某店で見たような張り紙が貼ってあったり、店内にも「讃岐うどんはあっても讃岐ラーメンは無いから、うちが作ってみせる」といった内容の木版が飾ってあったりと、ちょっと苦笑いしつつも期待してしまう雰囲気だ。また、水だけでなく下膳もセルフサービスで、そこまで人手が足りないのだろうか。
メニューはラーメンのベースだけで、「あっさり」「こってり」「はまんど」「讃岐みそ」「瀬戸内しお」「ピリ辛」の6種類。お店のお勧めは「はまんど」らしいが、それを知らずにメニューの一番上にあった「あっさり」を注文してしまった。ちなみに、行列に並ぶこと約45分、注文を受けたのは12時半くらいだったが、すでに「讃岐みそ」と「瀬戸内しお」は売り切れていた。ラーメンの他に目に付いたのが、勘定場の近くに置いてあった竹輪の天ぷら。あれを食べながら、ビールを飲んでラーメンを待つお客さんもいるのだろう。

ここのご主人は岡山香川の地方番組「VOICE21」にもしょっちゅう顔を出している方らしくて、この行列も少なからずマスコミの影響はあるだろう。しかし、勿論それだけではなく、味の方も素晴らしい。特に麺が秀逸で、うどん処讃岐の麺へのこだわりを十二分感じさせてくれる。次こそは「はまんど」を食してみたいと思う。(2002.8)
好み度 (^v^)