TQJC用語の基礎知識

ここでは、私がかつて所属していたTQJCという麻雀サークルで使われる用語を
あいうえお順(一部そうでないものもある)で集めてみました。
当時所属してた方は、懐かしく思い出して頂ければ幸いです。


あ行

あー、うそうそ 信じられないような牌をツモったときや、捨て牌でカブったり1面子出来たりしたときに、「マジかよー」というような意味を込めて使われる。また、他人の信じられないような超絶好ツモに対して、脇から皮肉を込めて言ったりもする。
あいやー奇声の一つ。相手を威嚇するのに使うこともあるが、大抵の場合、弛緩したときに気を紛らわすために叫ぶことの方が多い。
悪魔弱者を麻雀で打ちのめし、お金をかっぱぐ人のこと。鬼と違って、ネチネチとかっぱいでいくのが特徴。固有名詞として使われるときは、J.O氏を指すという説が最も有力。「サタン」と同義語。
あやーっあっちゃぁ、しまったぁ!というような感じで、後悔の念を表すのに用いられる言葉。
あやーん?他人の行動がおかしいときなど、疑いの念を込めて言う言葉。また、危険牌を切るときに、本当にこれは通るのか?という意味で使われることもある。
アンコ、アンコ配牌で同じ牌が3枚あるときに発せられる言葉。
いやーん、うそみたーい例えば、3枚続けて中をツモ切ったときなどに、信じられないといった意味を込めて使われる言葉。もともと、珊瑚ママ専用の用語だったが、面白かったためか、TQJC内にも広まった。類義語に、「いやーん、シャミみたーい」というのもある。
TQJC内では三味線よりは軽いものとされ、嘘と三味線の境界が、罰符を取るか否かの境界になっている。
(例)おいこら、シャミかよ?えっ、嘘か。なーんだ、嘘ならしゃぁねぇな。
運営TQJC執行部で、主宰に次ぐナンバー2の地位のこと。主宰はカリスマで選ばれるのに対し、運営は実力で選ばれるというのが例年の習わしであったが、今年は例外。
おいしーペン三萬を2枚続けてチーさせてくれたり、ドラの役牌を難無くポンさせてくれたときなどに、よく発せられる言葉。要は、おいしい牌が鳴けたときやツモれたときに言う言葉である。
追い麻(おいまー)毎年1月の追いコンの日の夜に行われるGI。4年生とのお別れを惜しんで設けられたGIである。
大体の意味は悪魔と同じであるが、悪魔の場合ネチネチとかっぱいでいくのに対し、鬼の場合は豪快に容赦無くかっぱいでいく。固有名詞として使われる場合は、T.T氏を指すという説が最も有力だが、最近では、Y.N氏を指すのではないかという説も浮上している。
鬼位TQJCのGI「鬼杯」の優勝者に与えられる栄冠。何とトロフィーまで付く。現タイトルホルダーは、何を隠そうこの私。間違い易いが、決して「お兄」ではない。
鬼杯TQJCのGIの一つ。去年から始まったGIで、まだ1回しか行われていない。
おほーっ奇声の一つ。大体は、「あいやー」と同じ意味で使われる。ただし、「あいやー」には無い意味として、絶好牌をツモったり鳴けたりしたときに、「おいしー」と同意義的に使われることもしばしばある。

か行

カァカァ三麻でカラスの人がいるときに発せられる言葉。最近、死語になりつつある。
カンツ、カンツ配牌で同じ牌が4つあるときに発せられる言葉。三麻のときは、配牌でセットが出来てるときにもこう叫ぶ人がいるので、注意されたし。
キヒッ雀剣がよく発する奇声。
鬼門麻雀では、対戦成績の圧倒的に悪い相手というのがしばしば存在する。そのような苦手意識を持っている人のことを、こう呼ぶ。
(例)俺は、○関とY○Hさんが鬼門だな。そーいや、○山○津江や○゛ーのーも鬼門だぞ。
禁治産者(きんちさんしゃ)D.N氏やJ.O氏、T.I氏のような法学部(出身)の人が麻雀のときによく使う言葉。理系の人間には何のことだか全く分からない。
近麻(きんまー)竹書房の発行している麻雀漫画雑誌で、正しくは「近代麻雀」。月刊誌で、MONTHLY、オリジナル、ゴールドの3種類がある。TQJC会員の必読書。但し、これを読んでさえいれば麻雀が強くなるという訳ではないのは周知の通りである。
愚リーチ辺張や嵌張、果ては中膨れ、ダブル中膨れなどの愚形で、リーチをかけること。最近では諸説により、好形のリーチよりも強いというのが、一般的な見方である。同義語として、愚リー、愚ラーなどがある。
(例)三麻はやっぱ愚リーチだよ。
クリ麻(くりまー)TQCのクリパ(クリスマスパーティー)の後に行われる(こともある)麻雀大会。正式なGIではない。
構想力配牌で、例え6種6牌位であっても、国士無双を考えることの出来る力。

さ行

サタン悪魔と同義語。
珊瑚(さんご)TQJCが一番お世話になっている雀荘。私のバイト先でもあった。
珊瑚ママ雀荘「珊瑚」の女性店主。とても明るい人で、麻雀も鬼のように強い。猫と洋楽が好き。
三麻(さんま)3人打ち麻雀の略。点数計算、半荘の概念が無いことなど、4人打ち麻雀とは大きく異なる。4人打ち麻雀と同様TQJC内で広く楽しまれている競技。
三麻の会昨年の秋に、秋はサンマの季節ということで、D.N氏、J.O氏、そして私の3人で結成された謎の会。只今、活動休止中。TQSJCとも言う。
GI(ジーワン)TQJC最大規模の麻雀大会で、16人以上の参加を条件としていたが、今年からは12人に減らされたらしい。大体月1の割合で行われ、これに優勝するのはTQJC会員としての最大の名誉である。
GII(ジーツー)TQJCでは中規模の麻雀大会で、8人以上の参加を条件とする。TQCの飲み会の後など、人が集まっているときに不定期に行われていたが、最近はあまり行われていない。
GIII(ジースリー)TQJC最小規模の麻雀大会で、4人以上の参加を条件とする(当たり前か)。たまたま、サークルの会員が集まって麻雀をしているときに、これ、GIIIにするか、ってなノリで行われる。
弛緩(orしかーん)元々は、麻雀において、極度に振り込んだり、3半荘連続焼き鳥状態だったり、眠いのに何時間も打ったりして、精神的な異常をきたし、脳の働きが著しく低下してしまった状態のこと。
転じて、配牌やツモが悪いときなど、ムカついたりがっかりしたときにも、この言葉を発する。
ちなみにこの言葉は、TQJCだけでなく、TQCにまで広がり、1997年度TQC流行語大賞にも輝いたほど、サークル内で一般的に使われるようになった言葉である。
仕事T部屋やN部屋では特に大事とされる概念で、要は麻雀でその局ごとに各人がやらなければならないこと。これには、和了りだけでなく、振り込みも含まれる。 (例)あー、仕事、仕事
シャミ俗に言う三味線のこと。何で萬子ツモんねーんだよ、といいながら筒子でロンしたりと、他人を口で騙して勝とうとする卑怯な方法。TQJCはこのシャミに対しては厳しい罰則規定を儲けている。でも、嘘はOK!
雀・オブ・ザ・イヤー「マン・オブ・ザ・イヤー」の夜にTQJC内で内輪で行われるGI。略して、「雀オブ」
雀Q位戦TQJC発足のきっかけとなったGI。TQCの夏合宿先で行われる唯一の手積みの大会である。
雀剣(じゃんけん)女流雀士S.S嬢のこと。ジャンケンポン通信の発行者として知られており、TQJC以外の珊瑚メンバーの間でも有名である。(例)なにっ、雀剣?、、しかーん。
ジャンケンポン通信雀剣の発行していた珊瑚オフィシャルの機関紙。ミステリアスな雰囲気が満載で、未だに多くの人が復刊を希望しているらしい。
雀スポGIの参加者を8つの枠に分け、予想などを書き加えたいわゆる競馬新聞のようなもの。出走表とも言う。
醜悪(しゅうあく)度を過ぎた弛緩など、あまりに醜くて見るに堪えない状態のこと。
主宰TQJCで一番偉い地位。毎年カリスマの高い人が選出され、今年もその例に漏れない。
スケール三麻で最初に親決めをするときは、サイコロを振って出た目が一番大きい人が親となるが、そのとき大きい目を出すことが出来る、人としての器のようなもの。
洗礼戦昨年の3月に行われた謎のGI。今年は4月に行われた。
そりゃ、ついてねぇなぁ相手が失敗したときなどに皮肉っていう言葉。一方で、麻雀は負けてもツキのせいしちゃいけないよ、という教訓もこの言葉には含まれている。
(例) 【M田】ローン!、、、あーっ、テンパってなかったー!!!。 【N山】そりゃ、ついてねぇなぁ。

た行
ダス・マーユン元々は、ドイツ語で「麻雀」という意味だったが、その音の響きの面白さから、何故か去年から日本ダーサー(GI)で最下位の人に付けられる称号となってしまった。現ダス・マーユンはY.N氏。
だっつーの念を推すときに語尾につける語。パイレーツの「だっちゅーの」なんかよりも、ずっと歴史が古い。
T部屋去年1年間T.T氏によって行われた麻雀教室。新人育成を目的とし、月1で日曜日に行われていたが、現在はN部屋に後を譲っている。
ダメだっつーのいかにも当たりそうな嫌な牌をツモった場合、発する言葉(この場合ダメな相手はツモ牌)。逆に、失敗した自分を叱咤したり、弱気になっている自分を奮い立たせたりするときにもこの言葉を用いる(この場合ダメな相手は自分自身)。
ツーチーのこと。あまり用いられない。
鉄砲お金を持たずに賭け麻雀をやること。負ければ、仲間内なら金の貸し借りで済むが、フリー雀荘なら簀巻きで東京湾に沈められても文句は言えない。
出ますか?ロン和了りの際に、ロン牌を出した相手に対して侮辱の意味を込めて言う言葉。間違っても、目上の人には使ってはならない。
テンパイン聴牌をちょっとオシャレに言ってみた語。黙聴のことをダマテインということもある。

な行

流してるよー捨て牌が全てヤオ九牌のときに、このままだと流し満貫出来ちゃうよ、という脅しの意味を込めて言う言葉。しかし、大抵の場合、この言葉を発した数順後に流し満貫が途切れてしまう。
流してないよー本来は捨て牌で流し満貫が成立してないときに用いる言葉だが、主として流し満貫が途切れたときに用いることが多い。
日本ダーサーTQJC伝説の雀士として知られるS氏を称えて行われるようになったGI。毎年5月に行われる。麻雀を打つ前にペーパーテストがあり、その点数が麻雀の成績に加点される。また、一発、裏ドラが無いという超競技的なルールも特徴的。優勝者にはダーサー位の称号が与えられる一方、最下位の人にはマハーダーサーという蔑称が与えられる。(注:去年からマハーダーサーはダスマーユンに変更された。)
抜きますか?三麻でしか用いられない用語。三麻では国士、小四喜などの一部の役満に対し、抜きドラに対するロン和了りが認められている。そして、その抜きドラでロン和了りをしたとき、相手に対する侮辱を込めて言う言葉。「出ますか?」の場合と違って、「抜きますか?」は役満が確定しているだけに、弛緩この上ない。
また、国士暗カンロンのときには「開きますか?」、普通のチャンカンのときは「加えますか?」というかどうかは諸説あるが実のところは定かではない。
N部屋昨年度で終ったT部屋を引き継いで行っている部屋。T部屋よりも厳しいという噂も聞く。ペナルティーを冒すと、部屋長Nのブリザードギャグで凍り付かされるというキツい罰則がある、、、らしい。

は行
はぁ〜ん?相手がムカつくことや顰蹙をかうような発言をしたときに、侮蔑の念を込めていう言葉。言われた方は結構キツかったりもする。 (例) 【M田】Hさんから出和了りしたいなぁ。【H】はぁ〜ん?
馬券GIの際に優勝者と準優勝者を枠順連番で賭けるのだが、そのとき1口100円で売り出される券。といっても、実際に券が売り出されるわけではなく、ただ誰が何を賭けたかメモってお金を集めるだけ。当たると、100円が8000円位になって帰ってくることもあるので、馬鹿にはできない。
バングバング
(バキュンバキュン)
三麻の「バンバン」を言う際に、代わりに言うと楽しい言葉。但し、「バンバン」を数えた後に「バングバング(バキュンバキュン)」と言って多く点棒を取ろうとすると非常に顰蹙をかうので注意されたし。
不快(ふっかーい)腹が立つ、ムカつくなどの意。 (例) M田が絶好調のときはうるさくて不快だ、、、鼻息荒いし。
プンリーオープンリーチのこと。TQJCでは三麻にしか認められていない。最近、またプンリーブームが盛り返してきたようだ。同義語に「プンラー」がある。
ペヤング「珊瑚」の名物料理。「珊瑚」に来たからには是非とも食べたい料理である。
ポイポンのこと。「ツー」に比べるとよく使われる。

ま行

まさか出るとは、
I don’t think
出ますか?をさらにキツくした語。相手に与える屈辱感はこの上ないものがある。これを言ってしまったら、殴り合いになってもおかしくはない。三麻への発展形として「まさか抜くとは I don’t think」という言葉も存在する。
まーさーに、因果オホーッ「近代麻雀」に連載されていた漫画「黒の男」に出てくるセリフ「まさに因果応報」を面白おかしくしたもの。3900を振った相手から、満貫を出アガったりしたときに、この言葉を言うと楽しい。
マックスコーヒーもともと千葉でしか売っていなかった超激甘缶コーヒー。現在は利根コカコーラの傘下である千葉、茨城、栃木で手に入る。
マックスコーヒー杯TQJCのGIの一つ。かなり色モノの麻雀大会で、(端的に言えば)麻雀で負けるとマックスコーヒーを飲まされるというようなルール。飲まないとペナルティとして減点される。5本位なら何とか飲めるが、20本位になるとかなり苦しい。一昨年で終わる筈だったが、あまりにウケが良かったので昨年もやってしまった。
マハーダーサー「日本ダーサー」で最下位になった人に贈られていた称号。一昨年まで使われていたが、去年から「ダス・マーユン」にとって代わられた。
萬子を抜けぃ!三麻を打とうと相手に呼びかけるときに用いる言葉。「三麻打つぞ!」と同義語。
三小田記念TQJCのGIの一つ。日本ダーサーとは正反対で、一発、裏ドラは勿論のこと、赤五、チップ、御祝儀なども存在する超インフレルールで行われる。
ムトマックスマックスコーヒー杯最下位の人に贈られる称号。TQJCのOBであるムートー氏がその名の由来だそうだ。

や行

野蛮役らしい役が無いのにもかかわらず、ドラや裏ドラ、一発などで高いアガりをすること。また、そのようなアガりができそうな手牌やツモ。
やんちゃツモや配牌が個性的で面白いさま。
四麻(よんま)4人打ち麻雀のこと。敢えて三麻と区別するときに使う。

ら行

ラーゲ(ラーチ)リーチのこと。
らくーん(らくらく)本来麻雀とは苦労してアガりを重ねるものだが、時として絶好配牌絶好ツモに恵まれて楽に高いアガりを拾えることがある。このようなときに思わず発してしまう言葉。美味しい牌を鳴けたときにもこういう。しばしば、「おいしー」と連動して使われる。
リアゴーコカコーラ(株)が売り出している健康飲料(?)。弛緩したときに、これを飲んで気を紛らわせる。一晩で10本飲むこともある。
ロイ(ロホッ)ロンのこと。

わ行

わーたしは、国士じゃなーい。三麻で、カラスでしかも序盤から中張牌を切り出しているときに言うと楽しい言葉。松田聖子の「私はビールじゃなーい。」というCMの口調で言う。但し、これを言ってしまったのに、国士をアガったりしてしまったら非常に顰蹙をかうので注意されたし、、、というより、それってシャミじゃん。