とっかり

住所 摂津市正雀本町1−25−10
電話番号 06-6382-9454
食べたもの 醤油ラーメン
太めで断面がやや丸っぽい縮れ麺。見た目は多加水麺っぽかったが、もちっとした感触は少加水麺の性質も併せ持つ。実際のところどっちか分かりかねるが、少なくとも旭川のスタンダード(藤原製麺や加藤製麺)の麺とは異なるようだ。
スープ 魚介ダシの利いた醤油味。ガラ系のダシも使ってはいるだろうが、魚介ダシの主張の方がずっと強い。魚介系の風味が良く効いた美味しいスープだが、醤油の味と魚介ダシのキレが強くて、お互い喧嘩してるような印象も受ける。本場旭川にくらべて、色の透明度が高く、脂肪分(乳化したのも含めて)もかなり少なめ。
チャーシュー モモ肉。脂身は殆ど無い。パサついてるが、恐らくダシ殻だろう。
メンマ、白ネギ
コメント  大阪で旭川ラーメンが食べられるお店として名前を挙げるなら、まずここが挙がるのではなかろうか。ここの特長として挙げられるのは何と言っても麺。かなり太めのモチモチした食感の麺で、大阪の他の店ではまず見かけることのないもの。それもそのはずで、この麺はご主人の完全な手作りだそうだ。ちなみに、上新庄にとっかり2というお店があり、そちらの方がマスコミに挙げられることが多いが、おそらく本家本元はここ「とっかり」で、とっかり2はその暖簾分けみたいなものだろう。実際、この「とっかり」で作られた麺を「とっかり2」にも仕入れてるとのこと。
 お店の雰囲気は、地元密着型のこじんまりとした感じで、店主もちょっと頑固オヤジ風なご高齢の男性。とっかり2では塩ラーメンを食したが、ここ「とっかり」では醤油ラーメンを試してみた。個人的にはとっかり2の塩ラーメンの方が好きだが、塩ラーメンと醤油ラーメンだと比べようが無いところ。実際、ここのラーメンも、塩ラーメンだったら、とっかり2以上に美味しいかもしれない。(2002.8)
好み度 (^_^)