住所 |
中央区松屋町3−23
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電話番号 |
06-6764-1768 |
食べたもの |
はりはりラーメン |
麺 |
中くらいの太さの縮れ麺。加水率はやや高めか。 |
スープ |
かなりアッサリとした清湯系塩味。基本の「そっぷラーメン」と同じスープ。そっぷというだけあって、鶏の風味が利いていて、まさに鶏鍋のダシそのものの味。実際は、豚や魚介、野菜なども使い、香味油で仕上げているとのこと。 |
チャーシュー |
脂身が多めでやや厚手。味付けは薄め。部位は肩ロースと思われる。 |
具 |
京水菜、ゆで卵、もやし、白髪ネギ |
コメント |
関西テレビ(だったかな?)のラーメン特番で特別に開店に至るまでを紹介されたお店。マスコミの影響もあってか、開店当初は長蛇の列ができるほどの人気だったそうだ。しかし、今はそれも落ち着いてきているようで、私が行ったときは他に1人しかお客さんが居なかった。
場所は地下鉄長堀鶴見緑地線から徒歩すぐ。店舗はガラス張りで、入り口のドアも珍しいガラス製の引き戸。店内はやや広めではあるが、壁が剥き出しになっていたり、床板が黒ずんでいたりと、やや殺風景な印象。カウンター席とテーブル席があり、厨房の上にはテレビ番組でプレゼントされた、あの「くらわんか」と書かれた木板が飾られてある。メニューは、基本が「そっぷラーメン」で、京水菜を増量させたのが「はりはりラーメン」、チャーシューを増量させたのが「チャーシューメン」。他にも「若鶏の唐揚げ」や「紅餃子」、「じゃこめし」などのそそられるサイドメニューもある。4月(だったかな?)から限定発売の「和遊(わすさび)味噌ラーメン」の予告も書かれていた。何でも、田舎風の具だくさんな味噌ラーメンのようだ。
ラーメンは深緑の丼に入って、円形のお盆に乗せて出てくる。色的に塩ラーメンの色がちょっと分かり難いかなと思った。ただ、ガイド本の写真を見れば、そっぷラーメンの方は、白い丼で出てくるみたいだ。スープはアッサリした清湯系塩味。ネット上であまり良い評判を聞かなかったのだが、なかなかどうして、鶏の風味がしっかりと利いた旨味のあるスープに仕上がっているではないか。確かに、そっぷラーメンというだけあって、鶏鍋のダシにとても似たものがある。しかし、そこはラーメン。魚介や豚もミックスさせているそうだ。また、具の方で特筆すべきは京水菜。実は、普通のそっぷラーメンには入ってないと思って、はりはりラーメンを頼んだのだが、そっぷラーメンにも少し入っているようだ。しかし、ここは敢えてはりはりラーメンをオススメしたい。というのも、この京水菜が本当にスープによく合うからだ。スープに浸して、独特のシャキシャキ感を堪能するのは本当に楽しい。しかも、チャーシューやキムチなどと違って、飽きが来ないしスープの味も妨げない。なかなか計算された具材と言えよう。なお、テーブル上には「柚子胡椒」と「揚げネギ」が置かれているので、味に変化を付けたくなったら、是非とも入れてみて欲しい。これまた、面白い味の変化が楽しめる。(2003.3) |
好み度 |
(^_^)/ |