ミカドラーメン

住所 月水金は千本北大路から千本五条間、火曜は太秦近辺、木土は烏丸丸太町から四条烏丸間
電話番号 090-3715-6000
食べたもの 醤油ラーメン
中くらいの太さのストレート麺。やや多加水かも。
スープ 旨味のしっかり効いた醤油味。暗かったので、澄んでいるのか濁っているのかは分からなかったが、舌触り的にはサラリとしたものだった。しかし、表面には油が結構浮かんでおり、丼を握る手がヌルヌルになるほど。胡椒も少しデフォルトでかかっている。化調はかなりの量が入ってるようで、食べた後30分程度口に旨味が残ったままだった。
チャーシュー モモ肉
青ネギ、メンマ、もやし
コメント  ワゴン車で市内を転々としている移動式のラーメン店(すなわち屋台)。かなり昔からやっていたそうだが、いかんせん、お店の場所が一つのところに留まっていないため、本当に幻の店というにふさわしい屋台。今回食べた場所は、河原町丸太町をやや南東に行ったところにある「松菊園」というホテルの前。こんな細くて人通りの無いところに屋台を出していて、かなりビックリした。ただ、いつもそこに出しているわけではないので、どうしても食べたいのなら、電話して場所を聞くのが無難であろう。
 ワゴン車から長イスと丸イスを外に出して、外で丸イスに腰掛けながら、長イスをテーブル代わりにして食べる方式。ワゴン車の中から妙に良い香りが出てきて、早く食べたいなぁという気にさせてくれる。メニューは「醤油ラーメン」「塩バターラーメン」「味噌ラーメン」などオーソドックスなもの。ワゴン車の中でおっちゃんがラーメンを作って、持ってきてくれる。ラーメンの味は、典型的な夜に食べたくなるジャンキーなタイプのもの。スープはガラから取ったダシの旨味と醤油の旨味とそして化調の旨味が見事に合わさっている。昼間食べると化調の旨味が気になって食べづらく感じてしまうかもしれないが、夜は体が旨味を欲してしまうのだろうか、妙に美味く感じてしまうから不思議なものだ。
 ちなみに、箸袋を20枚集めるとラーメン1杯プレゼントしてもらえるとのこと。まぁ、20枚も集めようって人はそうそういないとは思うが、こんなちょっとオシャレなサービスが微笑ましい。「昔は一日100杯は売れたけど、最近は不況でね〜」とおっちゃんは言うが、現役で頑張って欲しいものだ。(2003.2)
好み度 (^_^)