和歌山ラーメン一巴流

住所 北区紫野下門前町2−2
電話番号 075-494-1490
食べたもの 超熟、淡熟
中細やや縮れ。
スープ (超熟)とろみのある白湯醤油。ダシは豚骨だけでなく鶏ガラも用いてるらしい。トロミも醤油の味もちゃんとあるのだが、肝心のガラの風味があまり感じられない。トロミは恐らくは背脂などを一緒に煮込んで出したものではないかと思われる。
(淡熟)魚介ダシのかなり効いた白湯醤油。基本的には超熟のスープと魚介ダシのスープを併せたものらしい。こちらも超熟と同様トロミがある。超熟の欠点としてガラ風味が感じられないことを挙げたが、こちらの淡熟はそれを魚介ダシの味で上手くカバーしている。
チャーシュー 巻きバラ。とろける。味付けは薄め。
青ネギ、メンマ、ナルト
コメント  おそらく京都初の和歌山ラーメン店。本場と全く一緒かというと、ちょっと首をひねりたくなる部分も無くはないが、それでも十分美味しいと思わせるラーメンを提供してくれる。
 場所は北大路大宮をちょっと上って、小路を西に入ったところ。ただ、北大路以北の大宮通りは一方通行で、南から北へは行けないので注意が必要。お店の雰囲気は、東京などで流行りのちょっと和風っぽい小洒落た感じ。周りに商店街などもあるせいか、女性客が結構多かった。
 ラーメンはコッテリ豚骨(鶏ガラも含む)の「超熟」と、それに和風ダシをブレンドした「淡熟」がある。超熟の方は、名前の通りスープにトロミがしっかりとあり、コッテリ感を十二分に楽しめるもの。ただ、個人的な和歌山ラーメンの好みとしては、もっと骨の風味を効かせたミルキーなものの方が好きだったりする。タレの醤油の主張が強いので、もっと骨を多く使ってどっしりとしたダシを作った方が、バランスが良いと思う。一方、淡熟は魚介ダシを利かせたもので、和歌山スタンダードとは異なるパターンだが、こちらの方がダシの風味がしっかりとしていて、美味しいと思う。ただ、やはりガラの方が力不足なためか、魚介ダシが浮いてる感じもしないでもない。
 サイドメニューも結構豊富で、ラーメンだけじゃ物足りない人のためのチャーシュー丼やラーむす、デザート用のアイスクリームなどがある。特に、アイスは女性子供は半額でお得だ。また、高菜は取り放題だが、ネギ増しは有料。 (2003.2)
好み度 超熟(^_^)、淡熟(^_^)/