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おそらく京都初の和歌山ラーメン店。本場と全く一緒かというと、ちょっと首をひねりたくなる部分も無くはないが、それでも十分美味しいと思わせるラーメンを提供してくれる。
場所は北大路大宮をちょっと上って、小路を西に入ったところ。ただ、北大路以北の大宮通りは一方通行で、南から北へは行けないので注意が必要。お店の雰囲気は、東京などで流行りのちょっと和風っぽい小洒落た感じ。周りに商店街などもあるせいか、女性客が結構多かった。
ラーメンはコッテリ豚骨(鶏ガラも含む)の「超熟」と、それに和風ダシをブレンドした「淡熟」がある。超熟の方は、名前の通りスープにトロミがしっかりとあり、コッテリ感を十二分に楽しめるもの。ただ、個人的な和歌山ラーメンの好みとしては、もっと骨の風味を効かせたミルキーなものの方が好きだったりする。タレの醤油の主張が強いので、もっと骨を多く使ってどっしりとしたダシを作った方が、バランスが良いと思う。一方、淡熟は魚介ダシを利かせたもので、和歌山スタンダードとは異なるパターンだが、こちらの方がダシの風味がしっかりとしていて、美味しいと思う。ただ、やはりガラの方が力不足なためか、魚介ダシが浮いてる感じもしないでもない。
サイドメニューも結構豊富で、ラーメンだけじゃ物足りない人のためのチャーシュー丼やラーむす、デザート用のアイスクリームなどがある。特に、アイスは女性子供は半額でお得だ。また、高菜は取り放題だが、ネギ増しは有料。
(2003.2) |