ラーメン藤(本店)

住所 南区東九条南石田町111−1
電話番号 075-661-3839
食べたもの ラーメン
中くらいの太さのストレート麺。加水率は低め。近藤製麺製。
スープ 豚骨をメインに用いた醤油味のスープだが、いわゆる豚骨醤油とは異なり、半透明で粘度が少なくサラリとしている。ただ、アッサリとした割りには味付けはかなり濃く、特に舌に旨味と塩味がくどいくらいに残るのが気になるところだ。表面には結構厚い油の層が出来て、それがキラキラと光る。
チャーシュー モモ肉の薄切り。もやしにかくれて目立たない。
九条ネギ、メンマ
コメント  京都で最大のシェアを誇る製麺会社「近藤製麺」が自ら手がけるチェーン店。主に京都や滋賀方面にチェーン展開していて、長野県松本市の有名店「ラーメン藤」や東海方面で有名なチェーン店「藤一番」とも関係があると思われる。
 店内はカウンター席のみだが、そのカウンターが結構長く、それに椅子がずらーっと横に並ぶ。水はセルフサービスで、それはそれで良いのだが、プラスチック製のコップが油でぬめっていて、少し不衛生な印象を受けた。それにしても、京都市もこの辺まで来ると周りはかなりさびれているのだが、その中でこれだけ繁盛し知名度も得ているわけだから、やはりすごいお店と言わざるを得ない。
 ラーメンは味的には第一旭の影響を色濃く受け継いだもの。アッサリとはしているが、かなり味付け自体は濃く、個人的にはどうも苦手だった。しかし、客観的に見て、この味がこれだけ京都市民に受け入れられていることを考えてみると、やはりこのラーメンには何か人々を虜にする魔力を秘めているのだろう。それを一度や二度食べただけで、本当に理解しようとするのはおこがましいことなのかもしれない。
 ところで、(2000.7)
好み度 (-o-)q