住所 |
八幡市男山松里12−10
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電話番号 |
075-971-9131 |
食べたもの |
海老蔵ラーメン |
麺 |
細くて微妙にウェーブのかかったもの。加水率は低めと思われる。麺の色がベージュ色のような感じなので、もしかしたら無漂白小麦を使っているのかもしれない。また、シコシコ感を出すために、タピオカ澱粉を用いているとのこと。 |
スープ |
清湯系醤油味。とはいっても、普通の醤油ラーメンのスープとは一風変わっている。ダシには名前の通り、海老がメインに使われているため、かなり独特の甘さを持つものになっている。 |
チャーシュー |
煮豚ではなく、いわゆる叉焼。独特の燻香が楽しめる。部位はおそらく肩ロース。脂身は少ないが、ホロホロとやわらかい。 |
具 |
白ネギ、みょうが、パクチー(ハーブの一種)、チャナ豆(インド産の豆)、ツルムラサキ(法蓮草に似ているが、独特の歯ざわりとぬめり感がある)、細い筍のようなもの |
コメント |
とにかく高級な材料にこだわったお店。基本の海老蔵ラーメンでさえ1000円もし、金華ハムラーメンは2000円、干しあわびラーメンは5000円、燕の巣ラーメンは10000円、そして干しあわびラーメンは何と20000円もする。誰が一体二万円もするラーメンを食べるのだろうか?^^;
今まで数多くのラーメン屋を食べ歩いてきたが、20000円もするラーメンは見たことがない。そもそも、基本のラーメンが1000円する店すらも、ここ海老蔵と鹿児島の「のぼる屋」以外に出会った記憶が無い。しかし、最大の謎は、14時半まで限定のランチセット。何とラーメンにチャーハンと餃子が付いて780円と、普通のラーメンよりも安いのだ。話によると、普通の海老蔵ラーメンから麺や具の量を減らして、チャーハンと餃子を付けているそうだが、それにしても海老蔵ラーメンの1000円から考えると、妙に安いのが気になる。
まぁ、何はともあれ、今回食べたのは1000円の海老蔵ラーメン。名前の通り、海老の甘みの利いたラーメンである。確かにこだわりのスープだけあって、美味しいのは確か。ただ、やはりラーメンのスープとしては、物足りなさが否めない。これ自体が何かの中華料理のスープとして付いてくるなら、かなり美味しく頂けると思うのだが。。。ちなみに、同行者の頼んだ金華ハムラーメンのスープもちょっと失敬したが、こちらの方はハムを使ってるだけあって、しょっぱさが気にはなるものの、しっかりとした白湯スープが取れてて、ラーメンのスープとしては食べ応えのあるものになっていると思った。
店構えは、外装も内装も、かなりラーメン屋らしくない。最近はラーメン屋らしくないお洒落な店も多いが、ここまでラーメン屋らしくないのも珍しいのではなかろうか。外観は高級料亭のような趣で、内装はそれに中華や西洋風の要素が加わったものになっている。ただ、一方で、ランチタイムには「サービスランチ、ラーメン、餃子、チャーハン付きで780円」といういかにもラーメン屋チックな看板が出ていて、このミスマッチがちょっと痛かった。店内には多数の果実酒の瓶が置かれていて、昼でなかったら、是非飲んでみたかった。また、ラーメン以外にも普通の高級中華系のメニューがあるので、夜などは普通に中華料理店に来る感覚で食べにきても良いかもしれない。(2003.3) |
好み度 |
(^_^) |