大福ラーメン

住所 南区唐橋芦辺町16−2
電話番号 075-662-0860
食べたもの ラーメン
中くらいの太さのストレート麺。やや柔めに茹でてある。
スープ 白湯系醤油味。背脂が軽く溶け込んだとろっとした舌触りが特徴。一方、骨密度や肉片密度はさほどなく、とろっとしているのにライトさも兼ね合わせた不思議なスープ。実際、ダシは豚骨を使わず(本当か?)豚皮と背脂を煮込んで作っているらしいが、そうなると味に対するタレの依存度がかなり高いものとなるだろう。実際、スープの味付け自体は、藤や大栄と似たものがあり、もしかすると似たようなタレの作り方をしているのかもしれない。ちょっと味付けが濃くて、食後に残るのが難点。
チャーシュー モモ肉。ややパサついた感があるが、味付けはちゃんとされてるようだ。
九条ネギ、メンマ(やや塩辛い)
コメント  九条新千本と十条新千本の間にあるお店。ラーメン屋にしては、比較的住宅街の小道にあるという印象。隣がコンビニなので、実質的に駐車場を分け合っているようだ。店舗を外から見た感じでは、さほど大きな店には見えないが、店内は間口に比べて奥が広い構造になっている。大きな縦長のカウンターがドンとあって、その奥にこれまた広めのオープンキッチンがある。
 店に入ってまず感じるのが、鼻をくすぐるスープの匂い。博多のラーメン屋でよく嗅いだ、あのノスタルジー溢れる豚臭い香りだ。メニューはラーメンとチャーシューメンやワンタンラーメンなどの派生型。京都のラーメン屋らしく、焼き飯や唐揚げもある。中年のご夫婦二人できりもりしているため、水は当然セルフ。店内は土曜の昼時だけあって、地元客らしき人でいっぱいだった。
 ラーメンはやはりスープが特徴的。背脂や豚皮でとろみを付けたスープは、くせになりそうなほどのウマさ。これと似たラーメンとなると、個人的にはきっしゃんや宇奈月(滋賀県甲賀町)を思い出したが、勿論、同じものではないことは言うまでも無い。味付け自体は藤や大栄に似たものがあるが、全体的な印象としてはかなり異なる。ちなみにこのラーメン、お持ち帰りもあるので、時間のない人には是非オススメ。(2003.3)
好み度 (^_^)/