物集女大ちゃん
住所 | 西京区山田大吉見町6−5 |
電話番号 | 075-381-1763 |
食べたもの | 塩ラーメン |
麺 | 中太縮。かん水が少なめなのか、色は白っぽくやや柔め。加水率がさほど低いとも感じられなかったのだが、スープをよく吸う京都では珍しいタイプの麺。 |
スープ | 清湯系塩味。ダシは鶏ガラと野菜だけで取ったもので、それに「ぬちマース」という沖縄の天然塩を併せている。普通塩ラーメンといえば、ダシの風味が塩に勝ってしまうものだが、ここのスープは塩味が強めでダシの味はむしろ控えめに感じた。 |
チャーシュー | なし |
具 | ワンタン、白ネギ(白髪切り)、メンマ、半熟卵、香草 |
コメント | 店名の「物集女(もづめ)」は店が物集女という場所にあるからで、「大ちゃん」は大栄ラーメンでご主人が修行したからだそうだ。ちなみに、店主の名前とは関係が無いらしい。そのご主人は自称「ナンギなおっさん」。男前だが、確かにちょっと気難しそうな感じで、愛想は決して良いとはいえない。しかし、ラーメンに対するこだわりは並々ならぬものがあり、化学調味料は一切使用しないとのこと。そのことはホームページにも詳しく書かれているので、一度食べに行く前に参考にされると良いだろう(通販もアリ)。 メニューは醤油、味噌、塩の他に、チゲ風ラーメンや黒大豆味噌ラーメンといった変わり物もある。どれにしようか迷ったが、一番人気の「ぬちマース」を用いた塩ラーメンを食べてみた。ちなみに、「ぬちマース」とは沖縄産の特殊な方法で生成した天然塩で、ミネラル含有率が世界一であることがギネスブックに認定されたそうだ。それだけ、塩にこだわった塩ラーメンということが言えよう。ただ、ちょっと物足りないのは、塩の味を活かすためか、ダシの主張が弱すぎるところ。実際、スープを飲むとダシの味はすぐに消えるが、塩の味はしばらく舌に残る。もっとダシの旨味が前に出てきて、塩との絶妙なバランスを楽しませてくれる方が個人的には好みかも。(2002.7) |
好み度 | (^_^) |